Encarsia属の寄生蜂は多くの種を含むので分類の難しい群である。オンシツツヤコバチに類似してコナジラミ類に寄生するものは日本では9種知られている。多くの場合雌成虫の体色・小楯板の形態や蛹の色で容易に区別ができる。細かい点でも差があるので以下いくつかの例で3種の相違点を示してみた。Encarsia transvena として親しまれていたものはEncarsia sophiaと名称が変えられた最近の梶田氏による検索図を示す。