エルビパ−ル(Aphidius ervi) エルビアブラバチ


製品の姿

ヒゲナガアブラムシを攻撃するアブラバチ

アブラバチの羽化した脱出孔

エルビアブラバチの前翅


 各種ヒゲナガアブラムシ類を特異的に攻撃するアブラバチ科(Aphididae)の一種のAphidius ervi がアブラムシの被害を減少させる!



1. ”エルビパ−ル”の供給は低温宅急便でボトル製剤として手元に届けられます。




2.実際場面での使用はボトルから振り出しながら分散させます。



3.”エルビパ−ル”のチュ−リップヒゲナガアブラムシに対する産卵は大変素早いものです。また、アブラムシの幼虫を探し出す能力も強力です。産卵は一回に一個で、重複産卵は通常は避けられますが、密度が高くなると頻繁に見られます。
アブラムシも無抵抗のままではありません。角状管から粘液を分泌してアブラバチを防御します。アブラバチ同士の競争も激しく、産卵管を使って戦います。



4.寄生を受けたアブラムシは約 7日でアブラムシとは思えないような形に変化します。



5.このマミ−から”エルビパ−ル”が羽化して、残っているアブラムシを攻撃します。このような波状攻撃によって、アブラムシの被害は約 日後には見られなくなります(DATA)。



6.日本には在来種のアブラバチも多いのですが、”エルビパ−ル”はどこが違うのでしょうか? マミ−を採取して羽化した寄生蜂をチェックします。 マミ−の色や形にも違いがありますが、正確には違いを判定できません。前翅の脈を見比べてAphidius属かとうかを区別します. Aphidius属の種の区別は第一腹節の形態などで行いますが、専門家に依頼するのがよいでしょうしましょう。





日本産アブラバチ類(Aphididae)

前翅脈による簡易判別

 

 

    Ephedrus spp.

 

 

 

 

.             

 

 

      Praon spp.

 

 

 

 

.

 
 

    Aphidius spp.  

     第一腹節

 

 

 

.           
 

     Pauesia spp.

     第一腹節

 

 

 

 
 

      Monoctonus spp.

 

 

 

 

 

 
 

     Trioxys spp.

 

 

 

 

.


      Lysiphlebus spp.

      第一腹節

 

 

 

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      Lysiphlebia spp.

      第一腹節

 

 

 

 

      Diaeretus spp.

       第一腹節

 

 

     

     

 

      Diaereteiella spp.     

       第一腹節